冥王星

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公転周期:約248年

逆行周期(逆行期間):約1(約5カ月)

年齢域:死後の領域

人物:独裁者、権力者、先祖

ルーラー(居所・支配)さそり座

イグザルテーション(高揚):なし

デトリメント(障害)おうし座

フォール(衰退):なし

キーワード:破壊、再生、不可逆的、不可抗力的、絶対、極限

 

生まれた日の冥王星がもつ意味

冥王星は1930年、10天体の中でもっとも遅く発見された星です。

2006年から準惑星に分類されましたが、占星術上では変わらず重要な意味を持っています。

冥王星破壊や再生、審判など、不可抗力的かつ圧倒的な力の象徴とみなされています。

特に生まれた日の個人天体と冥王星との間に何らかの結びつきがある人は、まるで何者かに導かれているかのように、自らの使命を全うするべく邁進する傾向があります。

カリスマ性に富み、本人が望むと望まざるとに関わらず、人を引っ張っていく立場へと押し上げられていく場合もあります。

ただし、冥王星の影響が強ければ、必ずしも大成するとは限りません。

冥王星の示す不可抗力的な力とは、すなわち天の配剤です。

天が決めた筋道を少しでも逸れようとすれば、たちまち冥王星審判の力が発揮されます。

つまり、その人を破滅へ陥れることで、脇道に逸れるという選択肢を絶ち、天が決めた道へと再び立ち返らせて行くのです。

そのため、冥王星はとことんまで落ち込んだ状態から再生する底力バイタリティを同時に与える星でもあります。

しかし、軌道修正をする気力も起きずそのまま底辺を這いずり回ったり、有り余るエネルギーを制御できず自ら身の破滅を招いたりする可能性も、全くないわけではありません。

いずれにせよ、生まれ持った冥王星が天からの恵みとして働くか、試練となって立ちはだかるかは、個々人の努力や生きる姿勢に左右されるため、一概には言いきれません。

ただし、占星術の歴史においても、冥王星が扱われるようになったのは比較的最近の出来事です。

そのため、他の天体に比べると参考になるようなデータが少なく、冥王星が与える影響については、これから明らかになっていく部分も多いでしょう。

 

現在の冥王星にはどんな意味がある?

冥王星は10天体の中でも特に動きが遅く、ホロスコープを1周するまで248年ほどかかります。

星座をひとつ移動するだけでも数十年かかるため、日常生活を送る中で冥王星の影響を実感するのは難しいでしょう。

しかし、冥王星が強大な影響力を持つ星であることに変わりはありません。

冥王星に大きな動きが見られるときは、個々人の生活だけでなく、世の中全体が大きく変わるタイミングです。

冥王星の示す破壊と再生の力により、古いシステムは淘汰され、新しい時代にふさわしい社会の仕組みが構築されていきます。

そんな冥王星の力が個人の持つ天体へ干渉してくるのは、文字通り人生の転機と呼べるタイミングです。

冥王星審判の星であるが故に、これまで努力や行動の積み重ねにより、今後の運命をジャッジします。

たとえば努力らしい努力をせず、偶然の幸運に頼って生きてきたような人であれば、これまで築いてきた人間関係や財産を全て失い、再出発を余儀なくされるかもしれません。

逆に、地道でも真摯に努力を重ねてきた人であれば、状況が大きく好転する可能性もあるでしょう。

いずれにせよ、これまでの生き方を根本的にくつがえしてしまうほどの影響力があるという点は間違いありません。

また、逆行時期にも、冥王星の影響が強くあらわれます。

冥王星はおよそ1年に1度、5カ月ほどかけて逆行します。

逆行中は自我が強く出過ぎて、周囲の忠告を聞き入れられなくなったり、自分のやり方に固執してしまったりすることがあります。

ただし、逆行期間中は冥王星の持つ破壊と再生という側面も強くあらわれるため、自分の強情な部分や、権力や財力に固執しすぎる部分を見つめ直し、克服するには良いタイミングです。