天体とハウス③ ~第2ハウス~

 

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お金や才能を含めた『財産』の在りかを示すハウス

第1ハウスをおひつじ座と定めたとき、おうし座にあたるのが第2ハウスです。

3区分ではサクシーデントハウス、不動宮に分類されます。

おうし座は物やお金などの財産や、見たり聞いたり味わったりといった五感を司る星座です。

従って、第2ハウスも物質的な豊かさに関係が深いハウスと覚えておくとわかりやすいでしょう。

第2ハウスに入っている天体やサイン(星座)に注目することで、その人が『豊かさ』を手にする場所、収入につながる仕事や生まれ持った才能などがわかります。

まずは 自分が生まれた日のホロスコープ(出生図)を作ってみましょう

第2ハウスと天体

f:id:atakagi0101:20180810221805j:plain太陽

太陽はその人の基本となる性格や主体性、社会性、生命力などを象徴する天体です。

太陽が入っているハウスを見ることで、その人が最も生き生きと輝ける場所、生きている実感や生きがいを感じられる場所を読み取ることができます。

第2ハウスに太陽が入っている人は稼ぐこと、豊かな資産を築くことに生きがいを見出す傾向があるようです。

ただし、必ずしもお金に執着しているというわけではなく、自分にとって好ましいと思えるもの、例えば美術品や美味しい食べ物や嗜好品などを手にすることが、稼ぐことへのモチベーションへとつながります。

また、自らも絵画や音楽など美しいものを生み出す才能に長けています。

生まれた日の太陽が持つ意味について詳しくはこちら

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出生図における月はその人の生まれついての性格や感受性、潜在的な欲望などを現します。

いわばその人の最も原始的な部分、その人の中に眠る子どもの部分と考えるとわかりやすいかもしれません。

月が入っているハウスを見ることで、その人の情緒や感情表現のクセなどがわかります。

第2ハウスに月が入っている人は、確かな資産や財産を確保することで、感情的に安定する傾向が見られます。

逆に、経済的に不安な状況が続くと情緒も揺らぎやすくなってしまうため、ある程度の財産を築いておくことは精神の安定をはかる意味でも非常に重要です。

一方で、ストレスが溜まるとお金を使うことで発散しようとする傾向も見られます。

自分の欲求に対して比較的正直で、お金にせよ物にせよ欲しいと思ったらすぐに手を伸ばしてしまうため、衝動的な行動には十分に注意しましょう。

生まれた日の月が持つ意味について詳しくはこちら

f:id:atakagi0101:20180810234111j:plain水星

出生図における水星は、自分という人間にまつわる情報を世界に発信したり、世界で何が起こっているかという情報を受信したりといった『情報』を司る天体です。

 水星が所属するハウスを見ることで、その人のコミュニケーションの傾向がわかります。

第2ハウスに水星が入っている人は、知識や情報そのものを財産ととらえている節があるようです。

実際に情報を取り扱う仕事、営業職や流通業、ジャーナリスト、コンサルティング業といった職業で実力を発揮し、大きな財産を築くでしょう。

土地や資産の運用、いわば財テクに対しても熱心で、資産を貯め込むばかりではなく投資することで増やしていく才能にも長けています。

生まれた日の水星が持つ意味について詳しくはこちら

f:id:atakagi0101:20180810235232j:plain金星

愛と美を象徴する天体である金星は、出生図においても恋愛や芸術と深い関係があります。

金星が属するハウスを見ることで、その人の恋愛の傾向や、愛情を注ぐ対象などを読み取ることができます。

第2ハウスに金星が入っている人は、お金というより「価値あるもの」に魅力を見出す傾向があるようです。

より美しいもの、より美味しいもの、より心地よいものを求めるため、周囲からは贅沢な人ととられる場合もあるかもしれません。

もちろんお金は好きですが、本人にとって重要なのはお金と引き換えに何が手に入るかという点なので、けちけち貯め込むことはしません。

自分が価値を見出した物に対しては躊躇わずお金を使い、また価値あるものを手にするためにお金を稼ぐという好循環が生まれるでしょう。

ファッション関係の仕事など審美眼を求められる仕事や、金融や不動産など資産に直接触れる仕事に適性があります。

生まれた日の金星が持つ意味について詳しくはこちら

f:id:atakagi0101:20180811000446j:plain火星

勇気や行動力、攻撃性などを司る火星は、人生の荒波を切り開き勝利を手にするために突き進む戦士の星です。

火星が属するハウスを見ることでその人が闘志を発揮するステージ、情熱を注げる場所や事柄がわかります。

第2ハウスに火星が入っている人はお金を稼ぐこと、仕事に邁進することに情熱を注ぐ傾向があります。

むしろ、仕事に対してどれだけ情熱を注げるかが、どれだけ収入を得られるかに直結しているようです。

手堅く地道に資産を増やしていくよりも、リスクを恐れず勝負に出るほうが結果として大きな財を築ける可能性が高く、本人としてもやる気を感じられるでしょう。

ただし、思いきりがよすぎるため、経済状況はなかなか安定しないかもしれません。

生まれた日の火星が持つ意味について詳しくはこちら

f:id:atakagi0101:20180811001209j:plain木星

拡大や発展を象徴する木星は、仕事や財産、人脈など物質的・金銭的な豊かさとも関わりが深い星です。

木星が属するハウスを見ることで、その人が多くのものを手にする場所、恩恵を受けやすい場所がわかります。

第2ハウスに木星が入っている人は財運に恵まれ、一生を通して経済的に困窮することはないでしょう。

組織に所属する場合はもちろん、独立して自分のお店を構えたり事業を立ち上げたりしても、安定した収入を得られる可能性が高いです。

これといったアクションを起こさなくても財産を手にできるせいか、お金に対してそれほど執着することもなく、人におごったり寄付したりといった気前の良さが目立ちます。

生まれた日の木星が持つ意味について詳しくはこちら

f:id:atakagi0101:20180811001957j:plain土星

土星は試練や抑制、忍耐、責任などを司る天体です。

土星が入っているハウスを見ることで、その人が試練や課題を課せられる場面や、自分自身を貫くルールの在りかなどがわかります。

第2ハウスに土星が入っている人は資産の管理やお金の使い道に対して非常に厳格です。

地道でも安定した収入が得られる方法を選び、一発逆転のギャンブルに乗り出すことはそうありません。

一方で、計画的な貯蓄は得意で、老後も無理なく安定して暮らせるだけの揺るぎない生活の基盤を築いていきます。

慎重であると同時に損得計算にも長け、自身の名誉や資産を損なう可能性のある道を選ぶことはないでしょう。

 

生まれた日の土星が持つ意味について詳しくはこちら

f:id:atakagi0101:20180811002550j:plain天王星

天王星は改革や変化、独立心などを象徴する星です。

天王星が第2ハウスに属する人は、いわゆる堅実な仕事よりも、そもそも従事している人が少ない個性的な仕事や、時代を反映した先進的な仕事で財を成すことが多いようです。

組織に所属していたとしても、特殊な仕事を任されたり、他の人とは違う環境で働くことになったりするかもしれません。

一般常識や既成概念にあまり興味がなく、むしろそれらにとらわれることを嫌うため、制約の多い環境で実力を発揮するのは難しいでしょう。

自分の肌に合う会社や組織を探して転職を繰り返した結果、最終的にはフリーランスとして落ち着くケースも多いです。

生まれた日の天王星が持つ意味について詳しくはこちら

f:id:atakagi0101:20180811003405j:plain海王星

海王星は感性や想像力、第六感などを司る天体です。

第2ハウスに海王星を持つ人は、持ち前の直感や鋭い感性を活かせる職種や環境で大成する可能性が高いでしょう。

現実よりも理想に目が向きやすいせいか、経済の動きやお金にもそれほど関心がなく、どうしても浮世離れした生き方を選びがちです。

また、お金に執着すること自体に嫌悪感や罪悪感を覚えることも多く、そもそも稼ぐことに向いていない気質ともいえます。

一方で、感性や直感をうまく仕事や経済活動につなげることができれば、大金を得る可能性も少なくありません。

生まれた日の海王星が持つ意味について詳しくはこちら

f:id:atakagi0101:20180811004006j:plain冥王星 

冥王星は破壊や再生、絶対的な権力など、不可抗力的な力を司る天体です。

冥王星が属するハウスを見ることで、その人が権力を握る場所、あるいは逆らえない運命などを読み取ることができます。

第2ハウスに冥王星を持つ人は、資産や財産を重視する一方で財運が安定しにくく、経済的に浮き沈みが激しかったり転職を何度も繰り返したりすることもあります。

ただし、逆境に追い込まれたときこそ真価を発揮するという性質から、経済的に困窮したとしても一度稼ぐと決めたからには底知れぬバイタリティと爆発力を武器に、大きな財を手にしてしまうでしょう。

経済的に富むにせよ貧するにせよ、極端な状況に陥りやすいと覚えておくとわかりやすいかもしれません。

生まれた日の冥王星が持つ意味について詳しくはこちら

  

第2ハウスとサイン(星座)

天体とハウス① でも触れたように、ハウスの位置は使用するハウスシステムにより異なるものの、一つのハウスが複数の星座を跨いでいることは難しくありません。

そのような場合は、ハウスの中にどのサインのカスプ(境界)が入っているかに注目しましょう。

カスプが入っているサインを見ることにより、そのハウスが担当する分野(家庭、仕事、パートナーなど)が、人格や生き方にどのような影響を与えるかを読み取ることができます。

f:id:atakagi0101:20180811000501j:plainおひつじ座

おひつじ座のカスプが第2ハウスに入っている人はお金や物に対する執着心が薄く、どちらかといえば新しいものを積極的に取り入れることに喜びを見出します。

常に同じ環境、同じ人間関係に身を置くよりも定期的に新しい要素を取り入れることがモチベーションにつながるため、最新の技術や機械工学に携わる分野で成功をおさめやすいです。

また、自らパイオニアとして新しい分野を開拓する才能も備わっています。

おひつじ座ってどんな星座?詳しくはこちら

f:id:atakagi0101:20180810235323j:plainおうし座

 おうし座のカスプが第2ハウスに入っている人は、さまざまな仕事や職場を転々とするよりも、一つの場所に腰を据えたほうが社会的にも経済的にも成功しやすいです。

美しいもの、美味しいものなど自らの五感を満たしてくれるものを常に求めることから、生活水準が高くなりやすいでしょう。

仕事においても自らの美的感覚や感性を活かせるもの、例えば美術や芸術、美容、ファッションに携わる職業に適性があります。

おうし座ってどんな星座?詳しくはこちら

f:id:atakagi0101:20180810234641j:plainふたご座

ふたご座のカスプが第2ハウスに入っている人は、仕事においても安定より刺激を求めます。

多少生活や経済面が不安定になっても、常に学びを与えてくれる仕事や、最新の情報に触れていられる環境に惹かれるようです。

営業やジャーナリストなど情報を取り扱う仕事や、交通関係や物流関係などフットワークの軽さが求められる仕事に適性があります。

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f:id:atakagi0101:20180810233359j:plainかに座

 かに座のカスプが第2ハウスに入っている人は、収入を得る手段がそのまま家庭生活と直結している傾向があります。

家事や子育て、介護などに携わる職種や業種に適性が高く、また本人の個性や得意分野を活かしてのびのびと働けます。

また、家業をそのまま引き継ぐケースも多いです。

人当たりがよく、周囲をよく観察して模倣する術に長けているため、比較的どのような環境でも馴染みやすいでしょう。

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f:id:atakagi0101:20180810222921j:plainしし座

しし座のカスプが第2ハウスに入っている人は自分の価値を客観的に理解しており、自身のキャラクターに見合った装飾品や調度品を手にすることで、より自らの価値を引き上げる術を熟知しています。

セルフプロデュースの巧みさから、俳優などの人気商売に適性が高いです。

また、自分自身についてだけではなく、人や組織を演出するのも得意なので、広報や宣伝、プロデューサー業などにつくと社会的な成功をおさめやすいでしょう。

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f:id:atakagi0101:20180810234810j:plainおとめ座

おとめ座のカスプが第2ハウスに入っている人は、一攫千金を狙うタイプではありませんが、財産の管理が得意で、地道にこつこつと資産を築いていくでしょう。

本人もあぶく銭には関心がなく、自らの働きや能力と引き換えに得た真っ当なお金でなければ信用に値しないと考えているようです。

仕事においても実務能力や管理能力を求められる仕事、例えば経理や総務、秘書、医療関係などの職種や業種に適性があります。

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f:id:atakagi0101:20180810235534j:plainてんびん座

てんびん座のカスプが第2ハウスに入っている人は美意識が高く、生活水準が落ちることに不安や恐怖を覚える傾向があるようです。

一方で、地道な努力や我慢はあまり得意ではなく、琴線に触れるものが見つかると多少身の丈に合わなかろうと手元に確保しようとします。

ただし、人脈に恵まれやすく、経済的に落ち込もうと周囲からのサポートで仕事が見つかったり、経済的に支援してもらえたりで窮地を乗り切ることが多いようです。

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f:id:atakagi0101:20180811004307j:plainさそり座

さそり座のカスプが第2ハウスに入っている人は、誰かの下について指示を受けるよりも、上に立って指示を出したり管理したりする立場に回ったほうが実力を発揮しやすいようです。

探偵やカウンセラーなど、秘密や隠し事を取り扱う仕事に適性が高く、ときにアンダーグラウンドな世界と関わりを持つことも珍しくありません。

持ち前の洞察力を活かし、人間関係が複雑な環境でもうまく立ち回れるでしょう。

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f:id:atakagi0101:20180811001540j:plainいて座

いて座のカスプが第2ハウスに入っている人は、基本的にどのような環境や職種にも順応できますが、特にその柔軟性の高さやグローバルな視点が求められる仕事に適性が高いです。

出張や転勤により仕事の内容や生活環境が変わっても、問題なく適応していけるでしょう。

むしろ、そういった変化や刺激がある環境のほうが、本人としてもいきいきと実力を発揮できるようです。

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f:id:atakagi0101:20180811002355j:plainやぎ座

やぎ座のカスプが第2ハウスに入っている人は武士のように禁欲的な一面があり、大きな財を手にできる実力がありながら、贅沢することをよしとしません。

有能ではあるものの、自身の能力を過信するどころか過小評価しがちなのが難点です。

与えられた役目を確実にこなし、地道ながら着実に地位を上げていくタイプではありますが、むしろ実権を与えられた後のほうが正当な評価を受けやすい大器晩成型です。 

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f:id:atakagi0101:20180811003005j:plainみずがめ座

 みずがめ座のカスプが第2ハウスに入っている人は先見の明を持ち、これから需要が高まる職種や業界にいち早く目をつけたり、時流に乗ったビジネスで臨時収入を得たりすることが多いです。

社会的な成功や経済的な豊かさにはあまり興味がなく、どちらかといえば自らの個性や能力を認められたときに仕事へのモチベーションが上がったり、やりがいを見出したりします。

世間的にはあまり認知されていない変わった資格や特殊な技能を習得したがる一面もあるかもしれません。

みずがめ座ってどんな星座?詳しくはこちら

f:id:atakagi0101:20180811003844j:plainうお座

うお座のカスプが第2ハウスに入っている人は、独特の価値基準を持っています。

現実的な価値や実用性よりもどれだけ感銘を受けたかを重視するため、ときに身の丈に合わない散財をした挙句、本人以外にはその価値がわからないといったケースも珍しくないようです。

ただし、本人は貧してもあまり気にしていないことが多く、財産の管理や経済的なやりくりはあまり得意ではありません。

いわゆる芸術家気質で、本人の感性がその時代の価値観にうまくはまれば、大金を手にする可能性もあるでしょう。

うお座ってどんな星座?詳しくはこちら

※ハウスのもつ意味は、ここに記した内容が全てではありません。

占術や占者により解釈は異なります。

より詳しく知りたいという方は、専門家に鑑定を依頼することをおすすめします。

 

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