占い処十一時屋🕚🌙出雲の占い師

島根県内で活動中の占い師 島谷実郷(しまやみさと)のブログです

瞑想のメリットとやり方とは?うまくいかないときの対処法も紹介

タロット占いを始めるなら何が必要?あると便利なツールを紹介 他の占いと組み合わせても!マルチに活躍するダウジングって?でも触れたように、占いの精度を上げるための方法として瞑想があります。

カードの絵柄や  ホロスコープを見てもいまいちインスピレーションが湧かない、解釈に迷ってしまうというという場合には、瞑想を試してみるのもいいかもしれません。

ここからは瞑想を取り入れるメリットや具体的なやり方、うまく瞑想ができないときの対処法などを紹介します。

瞑想に期待できる効果とは

そもそもどうして瞑想をすることで占いの精度が上がるのか、不思議に思う人もいるでしょう。

瞑想を取り入れる理由は占い師によりさまざまですが、個人的には占う前に頭の中をリセットできることが一番大きいのではないかと思います。

占いの結果を解釈を読み解くには知識や直感も重要ですが、過去の経験や先入観にとらわれてしまうと、せっかく蓄積した知識や経験を活かせず、解釈が歪んでしまうおそれがあります。

加えて、イベントに出店しているときなどは連続でたくさんの人を占うことになるため、直前に占った内容が頭から離れず、解釈が引きずられてしまうこともあるでしょう。

そこで、短時間でも瞑想を取り入れて一旦頭の中を空っぽにすることで、過去の記憶や先入観の影響を最小限に抑える効果が期待できるのです。

瞑想とマインドフルネスの違いとは?

占いに限らず、仕事のパフォーマンスを向上させたり気分をリフレッシュさせたりするために瞑想を用いる人もいます。

マインドフルネスという言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。

マインドフルネスは厳密にはマインドフルネス瞑想といい、瞑想の手法の一種です。

そもそも、マインドフルネスとは意識のあり方を指す言葉であり、過去に対する後悔や未来への不安にとらわれず、自分が今まさに置かれているこの時、この状態をあるがままに見据えている状態を意味します。

瞑想にはいくつかの手法がありますが、マインドフルネス瞑想の大きな特徴は必ずしも意識を無の状態にしなくてもいいという点です。

たとえば、瞑想中に悩みや不安、過去の記憶などが頭に浮かんできても、頭の中に流れるままぼんやりと眺めていればよいだけで、無理に打ち消そうとする必要はありません。

むしろ、頭を空っぽにしようとすると次から次へと考え事が生まれてきてしまうので、ひたすらに呼吸を意識したほうがよいでしょう。

雑念が浮かんでしまったときは、自分の呼吸のリズムや深さに集中しているうちに、やがて無の状態に引き戻されていきます。

基本的な瞑想のやり方

マインドフルネス瞑想をはじめ、瞑想にはさまざまな手法がありますが、基本的なやり方にそれほど大きな違いはありません。

ここではあらゆる瞑想のベースとなる方法を紹介します。

1. 姿勢はリラックスできれば何でもOK

瞑想といえば座禅を組むものというイメージが強いかもしれませんが、宗教的な意味を持たない瞑想なら自由な姿勢で構いません。

背もたれのある椅子に座ったり、ベッドや布団に寝転んだりなど、自分が最もリラックスできる姿勢をとりましょう。

もちろん立ったままでも問題ありません。

2. 全身の力を抜いて目を閉じる

座っている、もしくは立っている場合は背中を真っ直ぐに伸ばした状態で、寝転んでいる場合は足を肩幅程度に開いた状態で全身の力を抜きます。

手は組んだり重ねたりしても、または体の横で伸ばしておいても、リラックスできれば形は問いません。

3. 鼻から息を吸い、口から吐き出す呼吸をできる限りゆっくりと繰り返す

吸うときも吐くときも、できれば7〜8秒ほどかけるよう意識しましょう。

瞑想に慣れないうちは頭の中で呼吸する長さをカウントすれば、雑念が浮かぶのを防止することもできます。

最初は5分程度継続するところから始めて、慣れてきたら7分、10分と少しずつ時間を伸ばしていきましょう。

瞑想中は肌に当たる風の感触や空気のにおい、光や音など五感への刺激もそのまま受け止めたほうがよいとされていますが、どうしても集中できないという場合は耳栓やアイマスクを使って、ある程度感覚を遮断するのも一つの方法です。

そこまですると瞑想しながら寝てしまうのでは?と心配になる方もいるかもしれませんが、呼吸に集中していると頭はぼんやりしてきますが、意外と眠くはなりません。

むしろ瞑想中に寝てしまうほど疲れているのであれば、少し眠ってしまったほうが頭はスッキリするでしょう。

あらかじめ「○分間瞑想する」と決めてタイマーをかけておけば目覚ましがわりにもなります。

瞑想がうまくいかないときの対処法

最初からうまく瞑想ができるかどうかは、本人の資質によるところが大きいかもしれません。

初めて挑戦した日からすんなり瞑想状態に入れる人もいれば、いつの間にか考え事に夢中になってしまいなかなか無心になれない人もいるでしょう。

また、心身のコンディションにも大きく左右されます。

本来であれば体調が優れないときや心が塞いでいるときこそ瞑想で平常心を取り戻すのが理想ですが、辛いことや悲しいことに意識が引っ張られて集中できなかったとしても不思議ではありません。

そこで、うまく瞑想できないときの対処法を紹介します。

自分に合った瞑想の方法を探してみる

先述したように、瞑想の方法は必ずしも一つだけではありません。

いくつかの手法を試して、最もスムーズに瞑想状態に入れる方法を実践してみるとよいでしょう。

パスワーキング

魔術や占術に関心がある方なら聞いたことがあるかもしれません。

パスワーキングはもともとカバラという神秘思想に伝わる「生命の樹」で連続する世界をイメージし、想像の中でそれぞれの世界を渡り歩くという瞑想方法で、誘導瞑想とも呼ばれています。

ただし、パスワーキングはカバラや生命の樹に関する知識がなければできないというわけではありません。

たとえば、瞑想する前にタロットカードやオラクルカードを引き、カードの絵柄に描かれた世界をイメージしながら瞑想を行うのも、パスワーキングの一つのやり方です。

占いの道具に限らず、自分の好きな絵や音楽、文学作品の中を旅するのもよいでしょう。

想像力が豊かで空想に耽るのが好き、あるいは得意という人におすすめの方法です。

読経や写経など作業に没頭しながら行う瞑想

瞑想は必ずしも姿勢を固定したまま行わなければならないとは限りません。

読経や写経といった作業に集中することで無心の状態を作り出すのも一種の瞑想といえます。

お経の代わりに好きな本の一節をひたすら書き写したり、マントラを唱えたりしても同じ効果を得られるでしょう。

なお、瞑想中に唱えるマントラはなるべく意味のない言葉がよいとされています。

意味が通る文章だと、触発されて過去の記憶が甦ったり、次から次へと言葉やイメージを連想してしまい、かえって無心になりにくくなってしまう可能性があるためです。

集中力が高く没頭しやすい人や、単純作業が苦にならない人におすすめの方法です。

あえて刺激に集中する瞑想

光や音、においなどがどうしても気になって集中を妨げられるという場合は、体が受け止める刺激に集中してみるというのも一つの方法です。

たとえば瞑想中に体に痛みが生じたり、熱を持つ感覚を覚えたときには、その痛みや熱にじっくりと向き合います。

ちくちくと刺すような痛みなのか、じくじくと疼くような鈍い痛みなのか、陽光に照らされているようなぽかぽかとした熱なのか、じりじりと火で炙られるような鋭い熱なのか、体が受け止める刺激をとことん分析しましょう。

また、人によっては姿勢を固定するより、歩いたり走ったりしたほうが瞑想に集中しやすいという場合もあるようです。

景色の移り変わりや足から伝わる地面の感触に集中することで、瞑想状態を生み出します。

自分の心や体の状態をよく知りたい人や、五感が敏感な人におすすめの方法です。

香りや音楽を活用して瞑想に入りやすい環境を作る

瞑想を始める前に、香りや音を駆使して「これから瞑想を始めますよ」と心と体を瞑想モードに切り替えるための環境を整えるのもひとつの方法です。

たとえば読経や座禅、礼拝などの際にお香を焚いているシーンを見たことがある人も多いと思います。

東洋、西洋を問わず、魔は悪臭を好み薫香を嫌うと言い伝えは世界各地に残されています。そのため、いい香りの香を焚くことは場を清め邪を払う意味を持つとされているのです。

たとえば、パワーストーンやカードの浄化に使われるホワイトセージや、キリスト教やユダヤ教において神聖な香りとされているフランキンセンス、ミルラなどは、邪気払いや清めの効果を持つお香として有名です。

ネット通販のほか、パワーストーンを販売するショップでも取り扱っている場合があります。

 

 

 
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ただし、宗教的な意味を持たない瞑想であれば、場を清めることにこだわる必要はないでしょう。

自分の好きな香水やファブリックミストなど、リラックスできる香りであれば何でも構いません。

特に思いつかないようであれば、瞑想用に調合されたお香を使ってみるのもおすすめです。

 

また、閑静な住宅街や自然の多い環境であれば、外から聞こえてくる音を聞きながらでも瞑想に集中できるかもしれませんが、交通量の多い道路や駅が近くにあると、騒音が気になってしまうこともあるかもしれません。

そのような場合は、瞑想用の導入音楽や環境音を流してみるのもおすすめです。

 

CDなどの音源のほか、リラクゼーション音楽や自然の音を流してくれるアプリを活用するという方法もあります。 

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Youtubeなどの動画サイトでも瞑想用の音楽は聞けますが、広告などで集中が途切れないようある程度の長さがある動画を流したほうがよいでしょう。


パワーストーンやヒーリングに興味がある人は、クリスタルチューナーを使うという方法もあります。

 

 
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クリスタルチューナーとは、簡単にいえば特定の周波数を発する音叉のことです。

チューナーの音を集中して追うことで、瞑想状態に入りやすくなります。

なお、クリスタルチューナーにはいくつかの周波数があり、期待できる作用はそれぞれ異なります。

浄化や精神統一、ヒーリングなどオールマイティに使えるチューナーを探している方には、4096Hzのチューナーがおすすめです 。

瞑想は慣れればいつでもどこでもできるようになる

最初のうちはツールに頼りながらでなければ瞑想ができなかったとしても、慣れてくれば移動中や休憩中など、日常生活の合間にさっと瞑想状態に入れるようになります。

もちろん目を閉じたり、座禅を組んだりする必要もありません。

占う前に頭をリセットさせたいというときはもちろん、疲れた心や体をリフレッシュしたいときや、ダイエットや食事制限の際につい食べたくなってしまう気持ちを抑えたいときや、お酒やタバコの量を減らしたい、またはやめたいというときにも瞑想はおすすめです。

間食がしたくなったりお酒やタバコが欲しくなったりしたタイミングで瞑想をすれば、イライラする気持ちがいくらか紛れます。

また、短時間でも瞑想を行うことで、仮眠をとるのと同程度に頭がスッキリするため、その後の仕事や勉強にも集中しやすくなるでしょう。

占い師紹介

f:id:atakagi0101:20220227204110j:plain島谷実郷(しまや みさと)

占星術師・タロット占い師。 探偵事務所調査員や納棺師、ライターなどの職業を経て2017年『占い処 十一時屋』を設立。 2020年5月島根県へ移住。 現在は松江市や出雲市を中心に対面鑑定を行うかたわら、チャットやSNSを利用したオンライン鑑定も受付中。

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