占い処十一時屋🕚🌙出雲の占い師

島根県内で活動中の占い師 島谷実郷(しまやみさと)のブログです

星座と天体① ~自分の生まれた日の星を知ろう~

占いが好きな人なら、雑誌などで見る12星座占いの星座が、どのような仕組みで決められているのか知っているかもしれません。

星占いの星座は、生まれた日の太陽がどの星座に位置していたかによって決まります。

では、どうすれば太陽の位置が分かるのかというと、その人の出生図を見れば、太陽の位置を知ることができます。

出生図とは、簡単に言うと生まれた日(時)の星の位置を示す図です。

出生図やバースチャート、ネイタルチャートとも呼ばれます。

しかし、同じ星座の人がみんな同じ性格で、運勢まで全く一緒とは考えにくいですよね。

本来、出生図には太陽の位置だけでなく、太陽以外の天体や小天体の位置も記されています。

そのため、出生図を見れば個々人の性格や運勢を詳細に読み解くことも可能です。

しかし、生まれた日の太陽についての情報しかないと、ざっくりとした内容にならざるを得ません。

自分のことをもっと詳しく占ってみたい!という人は、まず最初に自分の出生図を作ってみましょう。

出生図を読むには専門的な知識が必要ですが、出生図を作ることは、占星術に詳しくない人でも簡単にできます。

はじめての人におすすめの無料ホロスコープ作成サイト

出生図を作るには、誕生日だけでなく生まれた時間や生まれた場所(緯度・経度)の情報も必要です。

生まれた時間と生まれた場所がわからなくても出生図は作れますが、より正確な結果を出すためにも、あらかじめ調べておくことをおすすめします。

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【メトロポリタン占星学研究館】

自分が生まれた日付と時間、出身地(都道府県)を入力するだけで、簡単に出生図を作成できるサイトです。

入力項目が少ないので、はじめて自分の出生図を作る人でも、スピーディに作成できます。

「このホロスコープの詳細」をクリックすれば、アスペクト表や4元素・3区分・2要素にいくつ天体が入っているか、逆行中の天体がいくつあるか等、詳しい情報を見ることができます。

 

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【nut's wheel】

はじめての人に見やすくわかりやすい、シンプルなホロスコープ作成サイトです。

星座は四元素ごとに色分けされており、ソフトアスペクトは青、ハードアスペクトは赤い線で示されています。

メジャーアスペクトだけ表示したり、マイナーアスペクトも含めた図を作成したりも可能です。

ハウスはプラシーダス、ソーラーサイン、キャンパナスから選ぶことができます。

特定の日付を保存できるので、自分のデータを登録しておけば、現在の星と

照らし合わせたり、相性を見たりするのも簡単です。

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【My Astro Chart】

アスペクトが線ではなく、アスペクト表で表示されるタイプのホロスコープです。

天体の位置だけを知りたいという人には、とてもスッキリとしていて見やすいでしょう。

出生時のデータをクッキーに保存できるので、何度も見返したいときにも便利です。

こちらは先に紹介した2つのサイトよりも入力項目が多いぶん、より詳しい情報が表示されますが、専門用語も多く、全て英語で表記されています。

完全にはじめての人よりも、ホロスコープに少し慣れてきた人向けです。

出生図の読み方

出生図には、12星座と10天体が記号で記されています。

それぞれの記号が示す意味は以下の通りです。

 12星座

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10天体

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 基本的にホロスコープは、10天体がどの星座(サイン)に入っていて、天体同士がどのような角度(アスペクト)をとっていて、どの部屋(ハウス)に位置しているかの3つの要素から読み取ります。

しかし、いきなりすべての情報を読み取るのは困難です。

そこで、まずはどの星がどの星座に入っているかを見るところから始めましょう。

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たとえばこの図なら、太陽と金星、土星、冥王星がやぎ座に、火星と木星がさそり座に、月がふたご座、天王星がおひつじ座、海王星がうお座に、それぞれ入っていることになります。

10天体については、以前このブログでも触れたので、そちらを読めば何となく「ああ、金星は恋愛、木星は財運や仕事をあらわしているんだなぁ」というようなことは掴めるかもしれません。

しかし、やぎ座の金星、さそり座の木星というように星座の要素が入ると、意味が少し変わってきます。

出生図においては、天体はその人が内包する10の人格、星座はそれぞれの人格の性格と考えると、分かりやすいかもしれません。

たとえば太陽はオフィシャル(体外的)な顔、月はプライベートな顔・・・というように、天体ごとに異なる意味や役割が割り振られています。

そこで、天体と星座の関係がわかりやすいよう、天体を『自分』という会社で働く社員(と、会社に関係する人々)に例えて説明します。

会社の内部で働く『個人天体』

太陽と12星座

月と12星座

水星と12星座

金星と12星座

火星と12星座

会社と社会をつなぐ『社会天体』

木星と12星座

土星と12星座

会社をとりまく世界『トランスサタニアン』

天王星と12星座

海王星と12星座

冥王星と12星座

さらに詳しく

星座の意味について詳しく知りたい方にはこちらの書籍もおすすめです。

電子書籍版も刊行されています。

そのほかのおすすめ書籍について詳しくはこちら

※星座や天体がもつ意味はこのブログに記した内容が全てではありません。

ホロスコープの解釈は占術や占者により異なります。

より詳しく知りたいという方は、専門家に鑑定を依頼することをおすすめします。

占い師紹介

f:id:atakagi0101:20220227204110j:plain島谷実郷(しまや みさと)

占星術師・タロット占い師。 探偵事務所調査員や納棺師、ライターなどの職業を経て2017年『占い処 十一時屋』を設立。 2020年5月島根県へ移住。 現在は松江市や出雲市を中心に対面鑑定を行うかたわら、チャットやSNSを利用したオンライン鑑定も受付中。

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