6月10日生まれの基本性格
コミュニケーション能力が高く、どのようなコミュニティにも馴染みやすいとされるふたご座の中でも、6月10日生まれの人は比較的好き嫌いがはっきりとしているタイプです。
柔和でとっつきやすい人柄ではありますが、内面の深い部分まで踏み込ませることはしません。表面的な人当たりの良さは、警戒心の強さを悟らせないための処世術ともいえるでしょう。手放しの信頼を寄せる相手はごく一握りで、基本的には程よい距離感を保った付き合いを好みます。
集中力と持久力に優れ、ひとつ課題を与えられると全力で取り組みます。こだわりが強いぶん、スピード感に欠けるという欠点はあるものの、それを補って余りある完成度の高さを誇ります。ただし、環境の影響を受けやすく、一旦集中を乱されてしまうと持ち直すのに時間がかかるため注意が必要です。クリエイターや研究職など、専門的な知識や技術が必要な職種や、独創性や創造力が求められる職業に適性があります。
恋愛においては比較的奥手なタイプです。情熱的で愛情深くはあるものの、相手が自分を憎からず思っているという確証が持てなければ、なかなか自分からアタックできません。また、愛情を注ぐより、注がれるときに喜びを覚えます。相手が自分にどれだけ時間やお金をかけてくれたかなど、わかりやすい指標を設けたうえで愛情の深さをはかろうとする傾向があるようです。さらに、ロマンティックな雰囲気やドラマティックな演出も、この人の恋愛には欠かせない要素です。相手がどれだけ誠実な人柄であっても、運命的なつながりが感じられなければ、恋愛対象として見るのは難しいでしょう。逆に、運命の出会いだと確信できるような状況さえ生まれてしまえば、相手の人柄をよく知らないうちから夢中になってしまう場合もあります。よくも悪くも雰囲気に飲まれやすい傾向があるため、同棲や結婚など、今後の生活を大きく左右する決断をする際は、冷静かつ客観的に状況を見極める必要があります。自分の判断に自信が持てなければ、身内や親友など信頼できる第三者に意見を求めるのも一つの方法です。
結婚すると家族に対し深い愛情を注ぎます。ときに力強く家族を引っ張り、ときに裏方に徹して家族を支え、八面六臂の活躍を見せるでしょう。もともと機転が利く人なので、親戚付き合いやご近所付き合いもそつなくこなせます。経済感覚も安定しており、共に暮らすパートナーとしては非常に頼もしい人です。
相性のよいパワーストーン
6月10日生まれの人には徳をもたらし、人格者にふさわしい器へと成長させてくれる翡翠や、身近な人との間にあたたかな絆を育んでくれるローズクォーツなどがおすすめです。
ここで紹介したのはあくまでも「◯月◯日生まれの人にはこういった性質が多く見られますよ」という大雑把な傾向に過ぎません。
同じ日に生まれた人でも、生まれた時間や出身地が違えば、性格や才能、恋愛の傾向、適職や働きやすい環境等は少しずつ異なります。
自分自身の特性についてより詳しく知りたいという方は、プロに鑑定を依頼することをおすすめします。
占い師紹介
島谷実郷（しまや みさと）
占星術師・タロット占い師。 探偵事務所調査員や納棺師、ライターなどの職業を経て2017年『占い処 十一時屋』を設立。 2020年5月島根県へ移住。 現在は松江市や出雲市を中心に対面鑑定を行うかたわら、チャットやSNSを利用したオンライン鑑定も受付中。
