天体とアスペクト⑮ ~月と土星~

 

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星座と天体では、出生図における10天体を『自分』という会社で働く社員(と、会社に関係する人々)にたとえて解説しました。

その中で社長令嬢土星コンサルタントに置き換えています。

ただし、月と土星アスペクトを形成している場合、土星コンサルタントというよりも、令嬢の家庭教師のようなものと考えたほうがわかりやすいかもしれません。

たとえば、月と土星が吉角を成している場合、令嬢(月)の気まぐれやわがままをコンサルタント土星)が抑え込み、コントロールしているような状態です。

逆に、凶角を成している場合は、コンサルタント土星)の抑圧が強すぎて、令嬢(月)が窮屈な思いをしているかもしれません。

月は感情や潜在的な欲求、土星は試練や制限、責任感などを司ります。

月と土星アスペクトを見ることで、その人の自制心の強さや社会性などを読み取ることができます。

 

 

 

月と土星が吉角(ソフトアスペクト・イージーアスペクト

f:id:atakagi0101:20190117200801p:plain 0°(コンジャンクション・合)

コンジャンクションとは簡単にいえば、2つの星がほぼ一体化しているような状態です。

感情を意味する月と、抑制を司る土星が重なっていることから、このアスペクトをもつ人は感情を表に出すまいと抑え込む傾向があるようです。

責任感が強く堅実で、ルールや伝統を重んじる真面目な性格の持ち主ではあるのですが、自制心が強すぎるあまり、周囲にプレッシャーやを与えてしまいます。

自分自身でも息苦しさを感じるものの、臆病で引っ込み思案な性質ゆえに、なかなかイメージチェンジをはかることができません。

一方で、常に冷静で落ち着きがあり、自分の義務や責務に忠実なので、ビジネスの場では評価を受けやすいでしょう。

現実感覚に優れているぶん、結婚すれば頼もしいパートナーですが、甘いムードやロマンチックな雰囲気とはあまり縁がなく、恋愛関係に発展するのはなかなか難しいかもしれません。

 

f:id:atakagi0101:20190117201131p:plain 120°(トライン)

アスペクトの種類でも解説したように、 トラインは同じエレメントの間で形成されるアスペクトです。

似た者同士ではあるものの、コンジャンクションのように一体化するほどではないため、土星の影響もいくらか緩やかになります。

このアスペクトをもつ人は自己管理能力に優れ、身の丈にあった健全で堅実な生き方を実践できる人です。

情緒が安定しており、一時の情動に身を任せたり、激昂して攻撃的になったりすることは滅多にないでしょう。

常に目の前の課題や目標を見据え、冷静な判断ができます。

周囲からの信頼も厚く、責任ある立場に立たされたり、重要な任務を任されたりすることも少なくありません。

 

f:id:atakagi0101:20190117201227p:plain 60°(セクスタイル

セクスタイルは火と風、水と地というように、お互いを補い合うエレメント同士で形成されるアスペクトです。

コンジャンクションは一心同体、トラインは似た者同士だったのに対し、セクスタイルは親和性こそ高いものの、基本的な考え方は価値観は異なります。

そのため、土星の影響力も緩和され、過度に感情を抑制したり、厳格になりすぎたりすることはありません。

このアスペクトをもつ人は、自分の感情や生活習慣をコントロールする能力に長けた人です。

社会的なルールや責任感で自分自身を束縛しすぎることなく、適度な緊張感と節度を保った生活を送ることができます。

 

 

月と土星が凶角(ハードアスペクト

f:id:atakagi0101:20190117201417p:plain 180°(オポジション・衝)

オポジションセクスタイルと同じく火と風、地と水のように親和性の高いエレメント同士で形成されるアスペクトです。

ただし、セクスタイルが少し距離を置いて隣り合っているのに対し、オポジションは真正面から向かい合っているため、緊張感のある関係になります。

たとえるなら、令嬢(月)の一挙手一投足を、コンサルタント土星)がじっと監視しているようなイメージです。

このアスペクトをもつ人は自制心が強く、社会的規範から外れることがないよう常に自分を律することができる人です。

控えめながら芯は強く、持ち前の粘り強さと忍耐強さをもって、自らの責務を忠実に果たそうとするでしょう。

一方で、周囲の目や批判の声を気にしすぎる傾向が見られます。

 軽口や冗談も深刻に受け止めてしまう節があり、取り越し苦労も多いでしょう。

 

f:id:atakagi0101:20190117201648p:plain 90°(スクエア)

スクエアは火と地、風と水など反発しあうエレメント同士で形成されるアスペクトです。

 性格や価値観に通じ合うところがないため、なかなかお互いの意志が噛み合いません。

たとえるなら、コンサルタント土星)から受けた指導を令嬢(月)が曲解してしまっている状態でしょうか。

このアスペクトをもつ人は、やや自罰的な傾向が見られます。

自分の楽しみを追い求めることに罪悪感があり、「楽ばかりしているといつか罰があたる」と思い込んでいる節があるようです。

勤勉ではあるものの、基本的に自分に自信がなく、必要以上に他者からの批判を恐れているところがあります。

 

 

アスペクトのもつ意味は、ここに記した内容が全てではありません。

星の入っている星座やハウスにより解釈は異なります。

より詳しく知りたいという方は、専門家に鑑定を依頼することをおすすめします。