天体とアスペクト⑭ ~月と木星~

 

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星座と天体では、出生図における10天体を『自分』という会社で働く社員(と、会社に関係する人々)にたとえて解説しました。

その中で社長令嬢木星投資家に置き換えています。

月と木星アスペクトを形成している場合、良くも悪くも令嬢と投資家の間に深い関わりがある状態と考えるとわかりやすいでしょう。

たとえば、月と金星が吉角を成している場合、令嬢(月)は投資家(木星)という強力な後ろ盾があるため、何事にも大らかで楽観的な性格になりやすいでしょう。

逆に、凶角を成している場合は、令嬢(月)は投資家(木星)のサポートに甘えすぎて、大らかを通り越し無計画な怠け者になってしまうかもしれません。

月は感情や潜在的な欲求、木星は拡大や発展、人望などを司ります。

月と木星アスペクトに注目することで、その人の精神的なゆとりや生活に対する満足度などが読み取れます。

 

 

 

月と木星が吉角(ソフトアスペクト・イージーアスペクト

f:id:atakagi0101:20190117200801p:plain 0°(コンジャンクション・合)

コンジャンクションとは簡単にいえば、2つの星がほぼ一体化しているような状態です。

感情をあらわす月と、寛容性や楽観主義を象徴する木星が結びついているため、このアスペクトをもつ人は明るくのんきなキャラクターになりやすいでしょう。

周りも巻き込んでポジティブな雰囲気にしてくれることから、一緒にいると居心地が良いと感じる人が多く、人脈に恵まれるという好循環を生み出します。

有力者と親しくなったり、支援者や協力者に恵まれたりと、人脈からチャンスを掴むケースも珍しくありません。

助けてもらうばかりではなく、本人も積極的に周囲へ手を差し伸べようとします。

情に厚く善良な心の持ち主ではありますが、楽天主義が行き過ぎてルーズになりやすい傾向も見られるようです。

ただ、本人は自らの生活に満足しているため、周囲からの評価もそれほど気にはならず。ストレスも感じにくいでしょう。

 

f:id:atakagi0101:20190117201131p:plain 120°(トライン)

アスペクトの種類でも解説したように、 トラインは同じエレメントの間で形成されるアスペクトです。

令嬢(月)も投資家(木星)も共にポジティブで楽観主義、と考えると分かりやすいでしょう。

このアスペクトをもつ人は裏表のない、素直な心の持ち主です。

人当たりがよく親切で、相手の言葉の裏を読もうとしたり変に勘繰ったりしないため、信頼を勝ち取りやすく、良好な対人関係を築くことができます。

ビジネスでもプライベートでも、マイペースに交友関係を広げ、財産を築いていくでしょう。

生活に不自由する心配は少ないものの、苦手なものや不快なものを避けて通ろうとする傾向があり、対人関係にしろ仕事や勉強にしろ、一旦嫌悪感を抱いてしまうと克服するのは難しいでしょう。

 

f:id:atakagi0101:20190117201227p:plain 60°(セクスタイル

セクスタイルは火と風、水と地というように、お互いを補い合うエレメント同士で形成されるアスペクトです。

コンジャンクションやトラインよりも親和性が少ないぶん、行き過ぎた楽観主義に偏ることもないでしょう。

このアスペクトをもつ人はいわゆる「愛されキャラ」の資質を備えており、周囲の環境や対人関係に助けられる傾向があります。

ただし、支援者から直接金銭を受け取るような形ではなく、たとえばを知り合い通して良い仕事を紹介してもらえたり、就職した企業の上司や役員がたまたま自分の身内や友人と懇意にしていたりなど、間接的に影響を受けるケースが多いです。

  

 

月と木星が凶角(ハードアスペクト

f:id:atakagi0101:20190117201417p:plain 180°(オポジション・衝)

オポジションセクスタイルと同じく火と風、地と水のように親和性の高いエレメント同士で形成されるアスペクトです。

ただし、セクスタイルが少し距離を置いて隣り合っているのに対し、オポジションは真正面から向かい合っているため、緊張感のある関係になります。

令嬢(月)も投資家(木星)も、相手の挙動がよく見えているため、お互いの領域に逐一干渉します。

たとえば、内面や潜在意識をあらわす月に、拡大や寛容を意味する木星が働きかけることで、プライベートを他者へオープンにすることに抵抗のない、無防備なキャラクターになったりします。

このアスペクトをもつ人は境界線意識が薄く、アバウトな性格になりやすい傾向があります。

チャンスに恵まれやすく、商才もあるのですが、物事を自分にとって都合よく捉えすぎたり、細かい部分を見落としがちだったりするため、不利益を被ることも少なくないようです。

 

f:id:atakagi0101:20190117201648p:plain 90°(スクエア)

スクエアは火と地、風と水など反発しあうエレメント同士で形成されるアスペクトです。

通じ合うところが全くないため、令嬢(月)も投資家(木星)もお互いの意志を汲み取ることができず、どこかちぐはぐに噛み合ってしまいます。

このアスペクトをもつ人は、楽観主義に偏りすぎるあまり、都合の悪い事実や不快感をもよおす出来事から目を逸らそうとする傾向があるようです。

本人は至って気楽で、気分の赴くままに振る舞いますが、そのせいで周囲を振り回し、信用を失ってしまいがちです。

一方で不測の事態への対応力は高く、ピンチに陥っても何だかんだで切り抜けてしまうところがあります。

やや無責任なところはありますが、気前もノリもよく、周囲に人が集まってきやすいでしょう。

 

 

アスペクトのもつ意味は、ここに記した内容が全てではありません。

星の入っている星座やハウスにより解釈は異なります。

より詳しく知りたいという方は、専門家に鑑定を依頼することをおすすめします。