天体とアスペクト⑬ ~月と火星~

 

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星座と天体では、出生図における10天体を『自分』という会社で働く社員(と、会社に関係する人々)にたとえて解説しました。

その中で社長令嬢火星顧問弁護士に置き換えています。

社長はともかく、社長の家族と顧問弁護士が関わるシチュエーションとは・・・?ややイメージしづらいかもしれませんが、月と火星がアスペクトを形成しているということは、社長令嬢と顧問弁護士の間に何らかのつながりがある状態です。

たとえば、月と火星が吉角を成している場合、この会社の顧問弁護士(火星)は、令嬢(月)の意向により動くことが多いようです。

逆に、凶角を成している場合は、顧問弁護士(火星)は令嬢(月)の気分や気まぐれで駆り出されることが多く、傍から見ると「あそこの弁護士は理不尽な理由で突っかかってくる・・・」と捉えられかねません。

月は感情や潜在的な欲求、火星は情熱やエネルギーを司る星です。

月と火星のアスペクトを見ることで、その人が行動力を発揮するシチュエーションや、

感情を発露する際の傾向を読み取ることができます。

 

 

 

月と火星が吉角(ソフトアスペクト・イージーアスペクト

f:id:atakagi0101:20190117200801p:plain 0°(コンジャンクション・合)

コンジャンクションとは簡単にいえば、2つの星がほぼ一体化しているような状態です。

感情を司る月と、情熱や攻撃性を象徴する火星が連動していることから、このアスペクトをもつ人は情動にまかせて、衝動的に行動に移してしまう傾向があります。

ただし、喧嘩っ早いというよりも、自分に対して明らかな悪意や敵意を向けられたときなど、防衛反応として攻撃態勢をとることが多いようです。

自分はもちろん、他人のためにも率先して動ける人で、ときには危ない橋も躊躇なく渡ろうとします。

情に厚く行動力もある頼もしい存在ですが、人によってはおせっかいに感じられることもあるようです。

自分の感情をストレートに行動や言動に反映するため、周囲とぶつかり合うことも多いものの、後を引くほど深刻な事態に発展するケースは少なく、後腐れなく仲直りしてしまうでしょう。

 

f:id:atakagi0101:20190117201131p:plain 120°(トライン)

アスペクトの種類でも解説したように、 トラインは同じエレメントの間で形成されるアスペクトです。

性格や価値観が似たもの同士、と考えるとわかりやすいでしょう。

令嬢(月)と顧問弁護士(火星)が調和しながらお互いを補い合っている状態なので、このアスペクトをもつ人は心身ともにタフで、常にエネルギーに満ちあふれています。

もちろん、落ち込んだり体調を崩したりすることもありますが、基本的には回復が早いので、周囲からは「常に元気いっぱい」と見られることが多いでしょう。

競争の場にあっても負けないだけのポテンシャルとバイタリティを持ちあわせていますが、勝つために他人を傷つけたり蹴落としたりといった方法をとることはありません。

人心掌握術に長けているため、他人を脅かずとも自分の意に沿って動かすことで、有利な状況に持ち込むことができます。

 

f:id:atakagi0101:20190117201227p:plain 60°(セクスタイル

セクスタイルは火と風、水と地というように、お互いを補い合うエレメント同士で形成されるアスペクトです。

コンジャンクションやトラインほど親和性は高くありませんが、そのぶんストレートな影響が出にくく、感情的な激しさは緩和されます。

このアスペクトをもつ人は、活発で瞬発力に長けています。

感情表現も明朗でわかりやすく、一見すると直情型のようにも思われますが、実際は勢いまかせに行動に移すことは少ないでしょう。

仕事や趣味、恋愛など情熱を注げるものが1つあれば、他の物事にもやる気をもって取り組める人です。

 

 

月と火星が凶角(ハードアスペクト

f:id:atakagi0101:20190117201417p:plain 180°(オポジション・衝)

オポジションセクスタイルと同じく火と風、地と水のように親和性の高いエレメント同士で形成されるアスペクトです。

ただし、セクスタイルが少し距離を置いて隣り合っているのに対し、オポジションは真正面から向かい合っているため、緊張感のある関係になります。

たとえるなら、令嬢(月)と顧問弁護士(火星)がバチバチににらみ合っていて、ちょっとした刺激があればすぐに口論を始めるような状態です。

このアスペクトをもつ人はいわゆる激情家で、普段は穏やかでも、ふとしたきっかけで激しく怒りを発露します。

一旦火がついてしまうと、状況を冷静に分析することも難しくなるため、早とちりや勘違いで相手を糾弾してしまった・・・ということもままあるようです。

傷つけられたと感じると殻に閉じこもってしまうところもあるため、周囲からはなおさら怒っている理由を察するのが難しいでしょう。

 

f:id:atakagi0101:20190117201648p:plain 90°(スクエア・インコンジャンクト)

スクエアは火と地、風と水など反発しあうエレメント同士で形成されるアスペクトです。

お互いに共通点がないため、必ずしもコンジャンクションオポジションのように、月と火星が影響を及ぼし合うとは限りません。

このアスペクトをもつ人は感情の起伏が激しく、急に怒り出したかと思えば落ち込んだりというように、情緒が安定しない傾向があります。

これは、情動の激しさゆえに反動で気力が失われてしまったり、周囲に向けるような攻撃性を、そのままの勢いで自分自身に向けてしまったりすることがあるためです。

本人でさえも、自分の感情に振り回されているところがあり、コントロールする術を身につけるには時間がかかるでしょう。

また、突発的に体調を崩したり、不慮の事故や病気に見舞われたりしやすいのも特徴です。

 

  

アスペクトのもつ意味は、ここに記した内容が全てではありません。

星の入っている星座やハウスにより解釈は異なります。

より詳しく知りたいという方は、専門家に鑑定を依頼することをおすすめします。