天体とアスペクト⑧ ~太陽と天王星~

 

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占星術の用語で、天王星海王星冥王星の3つの天体をトランスサタニアンと呼びます。

トランスサタニアンとは「土星を越えたもの」という意味で、その名の通り地球との距離が土星より遠い天体をあらわす言葉です。

トランスサタニアンの特徴として、公転周期が長いことが挙げられます。

星座をひとつ移動するのに数年から数十年はかかるため、同世代であればトランスサタニアンの位置はほとんど変わらないでしょう。

太陽と月、水星、金星、火星が個人天体木星土星社会天体なら、トランスサタニアンは世代天体と呼ぶべきでしょうか。

そのため、『自分』という会社への関わり方も、他の天体とは若干異なります。

 

星座と天体では、個人天体を『自分』という会社で働く社員、社会天体を会社に関係する人々にたとえて解説してきました。

トランスサタニアンは、個人天体とも社会天体とも異なり、会社の外部から影響を与えてくる人々にたとえることができます。

天王星は、『自分』という会社と同じ業界で活躍するベンチャー企業と考えるとわかりやすいでしょう。

停滞しがちな業界に新しい風を送り込み、競合する会社に刺激を与えたり、改革を起こすきっかけになったりします。

太陽と天王星が吉角を成していれば、『自分』という会社の社長(太陽)ベンチャー企業天王星から良い刺激を受け、自己改革を成し遂げていくでしょう。

逆に、凶角を成している場合は、社長(太陽)の改革意識が暴走し、扱いにくい人として敬遠され、社会から隔絶してしまうかもしれません。

 

 

 

太陽と天王星が吉角(ソフトアスペクト・イージーアスペクト

f:id:atakagi0101:20190117200801p:plain 0°(コンジャンクション・合)

コンジャンクションとは簡単にいえば、2つの星がほぼ一体化しているような状態です。

ベンチャー企業天王星)から常に刺激を受け続けている社長(太陽)を想像すると分かりやすいでしょう。

このアスペクトをもつ人は、社会通念や相対的な価値観にとらわれず、組織やコミュニティに帰属するより、孤独であっても自由な生き方を選択する傾向があります。

独立独歩の精神が旺盛で、制限や束縛の多い環境では、反抗的で協調性に欠けると見なされることもしばしばです。

本人としては反発しているつもりはないものの、この人の場合は視野が広く、常に普遍的な世界や価値観に目を向けているため、周囲からは理解しがたく、何か自分だけのこだわりや法則に従って生きているように見えてしまうのです。

自意識が成長するとともに世間とのズレを認識し、生きづらさを覚えることもあるでしょう。

人生全体を通して起伏が激しく、傍から見ると危なっかしい生き様にも思われますが、一方で天から見守られているかのように、突発的なチャンスやツキが舞い込んでくる強運の持ち主でもあります。

 

f:id:atakagi0101:20190117201131p:plain 120°(トライン)

アスペクトの種類でも解説したように、 トラインは同じエレメントの間で形成されるアスペクトです。

そのため、社長(太陽)とベンチャー企業天王星)が目指す方向性も、ほぼ一致しています。

独立心が旺盛だったり、普遍的な価値観を持ちやすかったりするところはコンジャンクションと似ているのですが、トラインの場合はもう少しソフトで、自らコミュニティを飛び出して新たな価値感を打ち立てるというより、異なるコミュニティの間から壁を取り除き、調和させることで次世代にふさわしい価値観を形成しようと試みます。

本人も、良い意味で偏見や常識にとらわれず、あらゆるコミュニティから人を惹きつける魅力を備えています。

友人や協力者にも恵まれやすいでしょう。

 

f:id:atakagi0101:20190117201227p:plain 60°(セクスタイル

セクスタイルは火と風、水と地というように、お互いを補い合うエレメント同士で形成されるアスペクトです。

コンジャンクションやトラインほどダイレクトに天王星の影響は出ませんが、そのかわり多角的な視野を取り入れやすく、自分の価値観と世間の認識に折り合いをつけながら、より生きやすい方法を模索することができます。

とはいえ、ローカルなコミュニティの中で小さくまとまってしまうわけではなく、異なる価値観を調和させた革新的なライフスタイルを打ち出したり、幅広く多様性に富んだ交友関係を築いたりといった形で、天王星の影響を感じることもあるでしょう。

 

 

太陽と天王星が凶角(ハードアスペクト

f:id:atakagi0101:20190117201417p:plain 180°(オポジション・衝)

オポジションセクスタイルと同じく火と風、地と水のように親和性の高いエレメント同士で形成されるアスペクトです。

ただし、真正面から向かい合っているため、お互いに目を逸らすこともできず、常に影響を与え続けているという点は、むしろコンジャンクションに似ているかもしれません。

違うのは、コンジャンクションのように社長(太陽)とベンチャー企業天王星)の意識が常に同じ方向を向いているとは限らないという点です。

オポジションの場合、社長(太陽)は常にベンチャー企業天王星)の動向に注意を払っており、ベンチャー企業天王星)が何か革新的な動きを見せると、自分もさらにその上を行く改革に乗り出そうとします。

社会的な規範や常識にとらわれたくないという意識が強く、既存の価値観を打ち壊すためにあらゆるアプローチを試みるでしょう。

また、権力に対して反発心を抱きやすいので、縦のつながりが重視される組織にはなかなか馴染めません。

 

f:id:atakagi0101:20190117201648p:plain 90°(スクエア)

スクエアは火と地、風と水など反発しあうエレメント同士で形成されるアスペクトです。

コンジャンクションオポジションのように、お互いに通じ合うところがないため、ベンチャー企業天王星)がどのような方向からアプローチを仕掛けてくるのか、社長(太陽)は全く予想ができません。

ベンチャー企業天王星)のアクションを受け、慌てて追随しようとする社長(太陽)をイメージすると分かりやすいでしょうか。

そのため、このアスペクトをもつ人は、突発的に意識が変わったり、衝動的に行動へ移したりする傾向が見られます。

独創性には富むものの、やや自分の考えに固執しやすいところがあり、ときに周囲の意向を無視して自己主張に走ってしまうこともあるようです。

フットワークの軽さや、常識にとらわれない発想力をうまく活用できれば、それこそベンチャービジネスフリーランスで道を切り開くことも可能でしょう。

 

 

アスペクトのもつ意味は、ここに記した内容が全てではありません。

星の入っている星座やハウスにより解釈は異なります。

より詳しく知りたいという方は、専門家に鑑定を依頼することをおすすめします。