天体とアスペクト③ ~太陽と水星~

 

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出生図における太陽と水星は、28°以上離れることはないため、凶角を形成することはありません。

太陽と水星が形成するアスペクトは0°(コンジャンクション)のみです。

星座と天体では太陽を『自分』という会社の方針を決める社長水星を『自分』という会社を社外へ売り込む営業マンにたとえて解説しました。

社長が決定した意志を、どのようにプレゼン(表現)するかを決定づけるのが水星です。

太陽と水星は必ず同じサイン(星座)か隣り合ったサインに入っているため、社長と営業マンの意向が大きく乖離することはありません。

そのかわり、太陽と水星が近すぎると、太陽が放つ光の強さで水星の輝きがかき消されてしまいます。

かつてはこの状態をコンバスト(燃焼)と呼び、知性(水星)が自意識(太陽)に阻害されている状態と解釈されていました。

つまり、主観でものごとを判断しやすく、客観視できないという意味です。

しかし、現在では専門性に特化した知性や自己表現力の高さなど、プラスの側面が注目されています。

 

 

 

太陽と水星が吉角(ソフトアスペクト・イージーアスペクト

f:id:atakagi0101:20190117200801p:plain 0°(コンジャンクション・合)

太陽と水星のコンジャンクションは、たとえるなら社長(太陽)の意向を営業マン(水星)が的確に拾っている状態です。

自分の意思やアイデアを外の世界へそのまま表現しようとすると、アウトプットの過程でどうしても矛盾や齟齬が生じます。

あるいは、できるだけわかりやすく伝えたつもりでも、受け取る相手の個人的な経験や偏見によって認識が歪められ、本来伝えたかったことが正しく伝わらない場合もあるでしょう。

しかし、太陽と水星の息がぴったりと合っている状態なら、そうした歪みを最小限に抑えて、まるで自分が描いたイメージをそのまま相手へ手渡すようにして伝えられるのです。

ただし、あまりに社長(太陽)と営業マン(水星)の距離が近すぎると、社長が興味を示すもの以外は水星も関心を持たなくなってしまう、いうなれば公私混同が起きてしまうのです。

できるだけ多角的な視野をもつには、社長に代わって営業マンがアンテナを張って、あらゆる情報を拾ってこなければいけません。

太陽と水星が入ってるサインに注目すれば、自分が見逃しがちな分野や、興味を惹かれやすい分野がわかります。

 

 

アスペクトのもつ意味は、ここに記した内容が全てではありません。

星の入っている星座やハウスにより解釈は異なります。

より詳しく知りたいという方は、専門家に鑑定を依頼することをおすすめします。