ぐだぐだ読書感想―少女コレクション序説 澁澤龍彦

先日は06(オウム)と15(インコ)の日でしたね。こんばんは。

せっかくだから今日のお散歩タイムは延長・・・と思ったら毎日ほぼ放し飼いか?ってくらいお散歩してました。

f:id:atakagi0101:20170618011437j:plain

最近やたらでっかくなってきたロロ氏(1ちゃい5カ月)

 

今回はお久しぶりの読書感想文です。

本日紹介するのは黒魔術の手帖・・・ではなくこちら。

 

少女コレクション序説 (中公文庫)

少女コレクション序説 (中公文庫)

 

ユイスマンスの記事でも天然石の話でも触れたのに、すっかり先延ばしになってしまった・・・。

実はこの本、私が初めて買った澁澤龍彦氏の著書でもあるんだよな・・・。

澁澤氏の他のエッセイに比べると倒錯的な題材はやや控えめで、雑学集的な感覚で読めます。一遍も短いし。

とはいえ一つ一つのテーマは澁澤テイスト全開です。特に好きなタイトルを挙げるだけでも、

「人形愛の形而上学

「アリスあるいはナルシストの心のレンズ」

「犠牲と変身」

「東西春画考」

「ポルノグラフィーをめぐる断章」

「近親相姦、鏡の中の千年王国

「処女生殖について」

ベルメールの人形哲学」

「ファンム・アンファンの楽園」

「コンプレックスについて」

「宝石変身譚」

「エロスとフローラ」

「鏡について」

「匂いのアラベスク

「マンドラゴラについて」

・・・どうだ。わくわくする予感しかしないだろ。

一見薄くてコンパクトに見えますが、こんな濃ゆいエッセイが21本ぎっしり詰まっています。

とはいえ入門編には違いないかな?澁澤氏の影響でフランス文学の道に引き込まれた若者が現代に至るまでどれだけいるか・・・そんでうっかり大学でフランス語やフランス文学を選択しちゃって苦労した若者がどれだけいるか

とにかく澁澤氏かバタイユかって勢いで人生左右されるよね。

そもそもさかしまを読もうと思ったのも、この本に載っている「匂いのアラベスクがきっかけです。

芋づる式に未来のイヴやら泥棒日記やら読み進めているうちに、油っこいフランス文学の沼にズブズブはまってくんだよね・・・。

それはそれで楽しい人生ですが。しかし罪深い本だぜ。

 

未来のイヴ (創元ライブラリ)

未来のイヴ (創元ライブラリ)

 
泥棒日記 (新潮文庫)

泥棒日記 (新潮文庫)